こんにちは!BUYMA主婦ショッパーのMIKAです。
いつもバイマのお話をさせていただいているのですが、今日はちょっと違う角度からお話ししてみようと思ってるよ~。
私はBUYMAを始める前、ファイナンシャルプランナーとして主婦の皆さんに講座などさせていただいていた時期があるのですが、今こうして完全にフリーランスとしてお仕事するようになって、まあ年も年だし将来のお金のこと、考えることが多いわけです。
20代30代の皆さんは、まだ老後、例えば65歳以降、自分がどういう働き方をしているか、想像されることは少ないと思いますが、今から準備することで一生笑顔の老後を送れること間違いなしですよ~。
それでは、スタート!!
よく会社員とフリーランスを比較する本や情報がありますよね。
会社員とフリーランス、どっちが得?
会社員とフリーランス、どっちが安心?
会社員とフリーランス、どっちが儲かる?などなど
すべて一長一短なわけですが、こと「老後」ということになると、フリーランスは結構不利かもと思います。
20歳以上の方ならみんな払っているはずの国民年金保険料。
払ってますよね?払った方がいいですよ。
将来年金受け取れるかわかんないんだから、払わなくてよくね?
若い方の中にはそう思う人もいらっしゃるでしょう。
何せ国民年金保険料って結構高い。
第一号保険者(自営業者はコレ!)は1ヵ月あたり16540円(令和2年現在)ですもんね。
でもこの国民年金金保険料を払って将来もらえるお金って老後の年金だけじゃないんですよ?
それは「障害年金」と「遺族年金」。
もし、病気や事故で障害を負ってしまったとき、「障害年金」というのが国からもらえるわけですが、ちゃんと年金保険料払ってないと、これがない!
また、万が一自分が死亡した時に家族が受け取れる「遺族年金」が受け取れません。
ここ、忘れてる人が結構いるので要注意です!!
めったにないことだけど、絶対ないわけじゃない。
民間の保険に入っていても、一生涯面倒見てくれる保険なんてありませんよね。
たいていは「期限」付きです。
まず、国民年金保険料はしっかり払って、まずは「働きたいけど働けない状況」や「「自分にもしものことがあったとき」の大切なご家族のための保障をしっかりキープしてください。
さて、老後にもらえる予定の「老齢基礎年金」。
これが将来支払われるかどうかわかんないじゃん、ってよく言われるんですが、現在だと国民年金ていくら支給されるかご存じですか?
加入年齢によって受け取り開始年齢が違ったり、金額が違ったりはしますが、20歳から60歳まで満額保険料を払った人で、年間約78万円程度。
月にすると約6.5万円程度。
これ加入年齢満額支払い続けた場合ですよ。
少ないですよね~。
これだけで足りないのが普通です。
サラリーマンの場合は厚生年金に加入しているので、もっと多くの保険料を給与ら天引きされていて、老後は国民基礎年金にプラスして年金が支払われるのでもう少し楽ですよね。
しかも厚生年金保険料は半額が会社負担というのも羨ましい!
さて、今日皆さんに
FP的視点からぜひおすすめしたいのはiDecoという個人型確定拠出年金制度です。
聞いたことありますか?
感度の高い方はすでに利用されているかもしれませんが、実はこの制度ができてから結構月日はたっています。
この制度は、フリーランスや自営業者専用のものではないので会社で福利厚生制度として導入している企業も多いです。
これは、平たく言えば積み立て貯蓄なんですが、毎月老後の年金用に一定額を積み立てます。(随時金額の変更は可能です)
積立額には、自営業者・会社員などの属性によって制限がありますが、その範囲内ならいくらにするかは自由。
そしてそのお金を自分で運用する、というのが普通の国民年金制度と大きく違っているところです。
この保険料を資金として、どう運用するか、何に投資するかのポートフォリオを自分で組みます。
このポートフォリオは随時簡単に組み換えができますので、世界情勢を見ながら世界の先進国の株式に投資したり、新興国株に投資したり、あるいは安全に国債で運用したり、ミックスしてその割合を変えていったり。
そしてこの制度にはもう一つ嬉しい副産物があります。
毎月の保険料が、経費計上できるんです。
積み立てながら、保険料が全額経費ってお得ですよね。
裏を返せば、国が将来のお金のこと、
「自分でちゃんとやってね!そのために制度は用意したからね‼頼むね!」
って言ってるんですよね!
てことは、なーんも準備してないって結構やばいんですよ~
先ほども触れましたが、この資金の運用は自分で決めますから、ここも自己責任になります。
好きですよね「自己責任」て言葉。。。
投資なんて、やったことないからわかんない・・・・ではなくて、やっぱりここは少しでいいので勉強しましょう。
一定額をコツコツ積み立てるのが、市場の相場の変動に一番強いんです。
(☝ドルコスト均等法)
iDecoはまさにドルコスト平均法を使って資産を築きましょう!って制度なので、私的にはある程度リスクを取ったポートフォリオでOKだと思っています。
特に若い方は運用年数が長いので、少々の相場の変動があっても十分戻せます。
BUYMAのショッパーさんだけでなく、フリーランスという働き方は1年後何してるかわからないところがあります。
いい面でもあり、不安な面でもあります。
だけど老後ぐらい、安心したいじゃないですか!
私はある意味老後が見えてきてるので、今から必死で貯めないとですが、受け取れるべき年金額も大体把握してますので、足りない分はiDecoで準備しています。
目の前のことで必死なフリーランスですが、いや、たくさん稼いでるから貯金で大丈夫!と思ってるかもしれませんが、だまされたと思ってスタートしてみてください。
やっててよかったーっと思うことはあっても、やんんきゃよかった、ってことはないと思いますよ!
今日お伝えしたかったのは次の2点
国民年金保険料はちゃんと払いましょうね!
老後資金作りにはiDecoを活用しましょう!
ということ。
iDecoに関して詳細はこちらを参照してください→https://www.ideco-koushiki.jp/guide/
目の前の「稼ぐこと」ばかりに気持ちが行きがちですが、お金のことってもっと長い目で見ていきたいですよね。
自分を守るため、自分の大切な人を守るために、抜かりなく準備してくださいね。
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